ことばを育てる
ことばを育てる
ことばの遅れは、子どもの成長の中でとても気になるところです。
「うちの子はことばが遅いのでは・・・」と気にかける方は多いのではないでしょうか。
ことばの育ち、発音の発達には、かなりの個人差があります。
早くからはっきり話す子もいれば、いつまでもモゴモゴと聞き取りにくい子もいます。
話し言葉は、5・6歳の就学を迎えるころには だいたい完成します。
発音も、その頃には日本語50音がはっきりして、文字が読めるようになってくると、少し難しい言葉も正しい発音ができるようになってきます。
年齢とともに変化成長し、個人差も大きいので、心配のいらない場合もあります。気になる様子がありましたら、ご相談ください。
MYSELFでは、ことばの育ちにかかわって次のような指導を考えています。
発音がうまくいかないお子さんに
発音しにくいことば・音が 何なのかをはっきりするために、構音検査をします。
例えば、「さしすせそ」「ざじずぜぞ」「らりるれろ」は、舌の動きが微妙で、口の中の動きは見えないため、うまく言えないまま残りやすい音です。
お子さんの年齢にもよりますが、こうした「うまく言えない音」を一緒に練習していきます。
知的な遅れがあり、ことばだけでは やりとりの難しいお子さんに
音声によることばは、すぐに消えてしまうので、知的な遅れのあるお子さんには、捉えにくく相手とのやりとりがうまくいかないことが多いです。
そうしたお子さんに、ことばの補助として、サインや絵カードを利用します。
特に、「マカトンサイン」という身振りサインを使って表現し、コミュニケーションをとる練習を進めていきます。必要な場合は、絵カードなども使います。相手に伝わった経験を積み重ねることで、ことばを育てていきます。